2026/05/04 20:51

こんにちは、はせじゅんです。


焼成時に中の様子を見る窓が、電気炉の扉にあります。

年季の入っている炉だと大抵は、ススが付いたり、割れがあったり、歪んでいたりして見えにくくなります。

その窓は、ガラスだと溶けてしまうので、大抵は雲母などの透明な熱に強い鉱物で、水をつけて拭いたりすると水分が吸収して膨張したり、拭いているのに逆にススが水でくっついて取れなくなったりなど、手入れが難しい部分なのです。


わたくしの使っている炉は、比較的新しめのものを中古で手に入れたので、焼き具合(電熱線の反射光や高低差などで偏る釉薬の厚みなど)も見られる綺麗な窓だったのです。が、やはり、だんだんと見えにくくなってまいりました。


最近は、窓の中心が見えにくく、上下の窓枠付近の数ヶ所が見やすいので、窓の近くで頭を上下左右に動かして炉内を確認します。なんかの鳥みたいに。


そこで、いつものように窓を見ると、

「あれっ、ない」と、焼き網の上にはなにもないように見えて、置いた時に網から落ちたのかとあわてて扉を開くと、ちゃんと乗っているわけ。それで、安堵して何もなかったかのように扉を閉め、また窓を見るわけですよ。


見えないんですよね。鳥のように頭を動かしてまた見るのですが、見えないんですよ。確かに小さいサイズの玉なので、見えにくかったのですが、扉に近すぎて見えないとかではなく、その場所にあるはずのものがないのです。


イリュージョンです。ついにイリュージョン。私もマジシャンに!


いやいや、そんなわけはないと。きっと目に何かついてるか何かがあってと、頭を動かしていると、疲れてきたのか、頭は動かさず首を回すようになってきました。するとチラッと何かボヤけたものが認識できるように。


顔を左に向けながら右を見るような、そんな感じで見ることができるようでした。


「いやー、見る場所じゃなくて、見る角度かぁ。あー盲点だったぁ。・・・!!」


いやぁ、リアル盲点だった訳です。


大きめのサイズの玉の時は、見えてましたが、なんか見にくくなってきたと思ってました。思ってましたが、全く見えないとは。