2026/04/30 13:30

こんにちは、はせじゅんです。
上の画像は本編と何の関係もありません。
わたくしは、炉を机の上に置いたその真ん前で、いや、少し斜めで釉薬を用意したり盛り乗せたりする他、下絵、銅板加工、投稿、メッセージのやり取りなど、ほぼ全て同じ場所で作業をしております。
今回は、チャトラの猫ちゃんを作成しておりました。
縞模様も口元や目も入れて、髭も細い銅の繊維を使い、仕上げにさっと焼き上げるだけの状態で、今回のお話です。
わたくしの猫ちゃんの中では、シマシマや鼻筋の影などもしっかり色が出ていたので可愛く仕上がるだろうと、珍しく早い段階からしっかりとミスなくスムーズにできていました。目も1発で入り崩れもせずに、最後の焼成も一度炉から出して焼き加減を確認して、もう一度炉に入れあと少しというところでした。そう、あと少し。
そこで、ケータイ通知音が鳴るわけですよ。
あと1分そこそこで焼き上がるくらいなので、気にしなきゃいいのに、確認だけとケータイを見るわけですよ。
すぐ焼き上がるのに、火箸も邪魔で危ないかなと置くわけですよ。
ここまでくると、何してたか忘れちゃうんでしょうね。(おじいちゃんか!)
なんかいろいろ返信して終わったら、「あれっ猫ちゃんは?」と。
炉の前なので暑いのに寒気が。冷や汗も出る間もなく炉を開けると、案の定炉内の色は均一で、焼き網も炉床も釉薬も同じ色で見分けがつかないくらいの、まるで窯変七宝をしているかのような光が放たれているではありませんか。
取り出してみると、もう縞模様や目鼻は跡形もなく、低いところに流れてたであろう新しい図柄に。
ベースで使っていた下引きの白い釉薬、これ重ためで流れにくい釉薬なのですが、それまでもが、かなりぐちゃぐちゃになっているので、温度もそこそこ、けっこうな時間置き去りになっていたことがわかります。
ま、失敗の原因は分かりきっているので、今はこの残念なお顔をどうするか。(何をやっているんだ!)
銅板と釉薬を剥がして始めからやり直すには薄い銅板なので、猫ちゃんのお顔はまた作るし、切り出すための型にしようと考えてみました。
綺麗に焦げてるところを削って、割れてるところや流れ落ちた部分に白透を塗って焼いたら綺麗になった分、流れた跡が目についちゃって。
「こいつ猫ちゃんの可愛いお顔になるはずだったんだよな」と思うと、なんかかわいそうになってきて、最低限お顔にしてあげようと、目鼻と口元だけ描いてみました。
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